商品詳細
第一電波工業 SP1000 同軸避雷器(雷サージ・プロテクター)
・同軸避雷器は、内部導体と外部導体がアレスターで接続された構造になっています。
・このアレスターは、加えられた電圧によって抵抗値が変化するという性質があります。
・送信時の高周波電力の電圧程度では抵抗値が高いため導通せず、同軸避雷器をケーブルの途中に挿入しておいても損失はありません。しかし、雷のようにきわめて高い電圧が加わると抵抗値が低くなり短絡状態となるので、同軸避雷器をアースしておけば高電圧が無線機器に加わるのを回避し、大切な機器を破損から護ることができます。
・尚、同軸避雷器は誘導雷に対して有効なものですから、アンテナが直撃雷を受けないよう避雷針の併用をお勧めします。
・同軸ケーブルの内外導体間に定格以上の電圧が生じると放電するガス封入式のサージ・アレスター素子(BDT)を内蔵しているので、安定性、安全性に優れています。
・サージ・アレスター素子は、定格電圧で放電、定格以下で復帰を定格回数まで繰り返し動作することができるので、通常の条件化では交換の必要はほとんどありません。万一、サージ・アレスター素子が寿命、もしくは破損した場合には、簡単に交換する事ができる構造設計となっています。
・同軸管構造の採用と高周波数特性がよく、また広帯域、低損失、低V.SWRと相反する耐サージ性能の向上との両立を実現。
・雷サージ・アレスターとしてだけではなく、接地することにより同軸ケーブルの外部導体に載る低・高周波などの復射波を抑制することができます。
※同軸避雷器は、誘導雷などのサージ電圧に対して効果的ですが、落雷による数万アンペアの大電流に対しては効果がありません。
・周波数範囲:DC〜1000MHz
・インピーダンス:50Ω
・V.SWR:1.2以下
・挿入損失:0.3dB以下
・高周波耐電力:400W PEP
・直流放電開始電圧:350V±20%
・外形寸法:66x41x20mm
・重量:80g
・接栓:MJ-MJ